【業務効率向上】生産管理システムの機能を紹介 - DXファーストステップ

【業務効率向上】生産管理システムの機能を紹介

2021.09.28

電子帳票

生産管理システムの主な機能

生産管理システムは、主に6つの機能に分かれています。6つの機能すべてを連動させることで業務プロセス全体の効率化につながる仕組みです。

ここでは生産管理システムそれぞれの機能についてご紹介します。

計画管理

生産管理において心臓部とも言える生産計画の管理機能です。これまではExcelや手計算で行っていた生産量や生産時期の計画も、生産管理システムの導入によって直感的にできるようになり、計画管理のスピードが格段に上がります。

計画管理は受注生産、見込み生産どちらにも対応しているものが多く、スケジューリングも大まかな計画から細かい日程調整まで可能です。また、販売管理と連係させることで、適切な生産量の予測にも役立ちます。

生産管理

ここでの生産管理は製造ラインの管理を指し、工程管理や製造管理とほぼ同様の意味です。製造ラインの作業進捗や作業日報などを管理します。

製造ラインの作業進捗を一元管理することで、遅れている作業や修正が必要な部門を把握でき、製造ラインの修正や計画の微調整に役立つ機能です。

販売管理

見積もり、受注、出荷、請求、売り上げとお金の流れを管理する機能です。これらを一元管理することで、各書類を作成するスピードが上がるとともに、請求漏れなどのミスを防ぎます。

また、売り上げを生産計画や在庫管理と同じシステムで管理することで、適切な生産量・在庫量の推測にも活用できます。

在庫管理

完成した製品や原材料・部品・仕掛品の在庫を管理する機能です。適切な在庫管理を行うことで、在庫管理コストの圧縮、納期遅れ防止、製造ラインのスムーズな稼働につながります。

原価管理

製品にどれだけの原価がかかっているかを管理する機能です。製品の原価や仕入れる部品・素材の価格を管理します。

原価管理は利益率の改善とともに、見積もりの精度を高めることにもつながります。また、部品や素材の価格を見やすくすることで、新たな仕入れ先の開拓や選定にも役立つ機能です。

品質管理

製品の最終的な品質を管理する機能です。製品の品質基準をあらかじめシステムに入れておくことで、納品前の最終工程で基準を満たしているかをチェックできます。