【解説】Webアプリ開発の流れ
2021.08.25
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Webアプリとは?
Webアプリケーションとは名前の通り、インターネット(ウェブ)などのネットワークから利用するアプリケーションソフトウェアです。WebアプリケーションはWEBサーバー上で動作し、Chrome・FireFoxなど普段ホームページを閲覧するために使用すているWebブラウザで操作します。
よく知られるWebアプリケーションの例として動画共有サービス「YouTube」やウェブメールサービス「Gmail」、インターネット電話サービス「Skype」などがあげられます。WEBアプリケーションという言葉を知らなくても、実はいろいろなWebアプリケーションを使っている、という方は多いのではないでしょうか。
①アプリの企画
まずは「どのような目的でどんなアプリを作りたいのか」ということを決めます。
この部分は、自社で完結する場合もあれば企画の段階から業者に相談しアドバイスをもらうこともできます。
それに合わせ、どんな言語を用いて開発するかが大きく変わります。
②サイトマップの作成
Webアプリの場合、ブラウザ上で動くアプリなので基本的な構成はWebサイトと同じようなものとイメージして問題ありません。
どのような役割のページが必要で、ページ同士はどこでどのようなつながりがあるのか、というアプリ全体の構成を明確にします。
③ワイヤーフレームの設計
ワイヤーフレームとは、大まかなデザインのイメージやレイアウトなどを書き出したデザインの設計図のようなものです。
サイトマップを作成し、どんなページが必要かわかったらそれぞれのページのデザインを考えます。
1からワイヤーフレームの設計を業者に依頼することはもちろん、こちらで作成したラフをもとに開発チームのデザイナーに形に起こしてもらえることも可能です。
④コーディング
サイトマップとワイヤーフレームが完成したら、いよいよ実際にプログラミングを行ってWebアプリの形を作る工程に入ります。
Webアプリは基本的にはWebサイトと仕組みは同じなので、ユーザーが直接目に触れる部分にはHTMLやCSS、JavaScriptといったWebサイトではお馴染みの言語を使います。
Webアプリの動作や処理といった裏側の部分には、PHP、Ruby、Pythonといった言語が使われます。
⑤ドメインとサーバーの用意
Webアプリは根本はWebサイトと同じ仕組みで動いているため、Webサイトと同じくURLが必要です。
URLを得るために、ドメインとサーバーを用意する必要があります。
「●●.jp」「●●.com」の●●部分がドメインです。
アプリのサービス名に設定することが一般的でしょう。
ドメインの取得にかかる費用の相場は、1年間で1,000~2,000円程度です。
サーバーはひと月あたり1,000~2万円程度が相場とされていますが、複雑なアプリでユーザーの人数が多いほどサーバー費用は高くなるため状況により必要な金額は異なります。
ドメインの取得費用とサーバー費用については、基本的には開発費用に含まれていますが、念のため見積もりの際に確認しておきましょう。
まとめ
今回はWebアプリの仕組み・開発方法について解説致しました。
プログラミングに触れてみたい・アプリを開発してみたいといった問題解決が出来ればと思います。
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